活動理念
レースという世界は、ただ速さを競うだけの場ではありません。
私、花村峻一は、バイクレースという舞台を通して「挑戦することの意味」「人とのつながりの大切さ」「一つの目標に向かって努力する力」を学んできました。

レースには常に困難が伴います。天候の変化、マシントラブル、限られた時間と資金、そして自分自身との葛藤。
それでもなお走り続ける理由は、そこに「自分を試すリアルな舞台」があるからです。
どんな状況でも諦めず、改善を重ね、昨日の自分を超えるために走る。この姿勢が、私の人生そのものであり、仕事や日常にもつながっています。

バイクレースは個人競技のように見えて、実はチームスポーツです。メカニック、ピットクルー、スポンサー、家族、そして応援してくれるすべての人の存在があってこそ、私はサーキットに立つことができます。
レースを通じて多くの方と出会い、信頼を築き、時には一緒に悔しがり、喜び合う。そんな「人とのつながり」が、何よりの財産です。

また、レース活動は「ものづくり」にも通じると感じています。
マシンのセッティング、パーツの開発、ミリ単位の調整が結果を左右する。
こうした繊細な作業の積み重ねが、スピードや安全性を高めていく様子は、製造業やエンジニアリングとも通じるものがあると実感しています。
私の目標は、ただ表彰台に立つことだけではありません。
レース活動を通して得た経験を還元し、バイクに興味を持つ方々に夢や希望を届けること。
そして、「レースに挑む姿勢」が日々の生活やビジネスにも力を与えるものであることを伝えていきたいと考えています。
レースは、私にとって人生の縮図であり、生きる上での指針です。
これからも、挑戦を続けるその姿勢を胸に、一歩一歩、前へ進んでいきます。